国内の暗号資産取引所であるコインチェックは、15日、ドージコイン(DOGE)の取り扱いを開始すると発表した。
取引は15日からコインチェック上で行えるようになっている。
smart_toyAI要約
- コインチェックは15日からドージコイン(DOGE)の取り扱いを開始し、販売所や貸暗号資産サービスなどで利用可能になる。
- DOGEは、イーロン・マスク氏の支持と米新政府の省庁名に採用されたことで注目を集めている。
- 現在は暗号資産時価総額ランキング第7位に位置する。
DOGEはアメリカの大統領選でも注目
ドージコインは、2013年に2人のソフトウェアエンジニアによって、暗号資産業界を風刺する目的で開発された「ミームコイン」だ。
インターネット上で人気の柴犬の画像「Doge」をモチーフとしており、Litecoinのソースコードをベースに作られている。
当初は明確な目的を持たない「ジョーク通貨」として扱われ、1DOGEが1円にも満たない価格で推移していた。
しかし、2021年にテスラのイーロン・マスクCEOがツイッター(現X)上でドージコインについて言及し始めたことで状況が一変。
マスク氏は「人々の暗号通貨(People's Crypto)」としてドージコインを支持し、テスラでの決済手段として採用を検討するなど、積極的な発言を続けた。
さらに最近では、2024年11月の米大統領選でトランプ氏が当選後、同氏が新設を発表した政府効率化省(Department of Government Efficiency、略称:DOGE)のトップにイーロン・マスク氏が就任することが明らかになり、価格が急騰。
現在は暗号資産の時価総額ランキングで第7位(2025年1月17日、CoinMarketCap調べ)に位置している。
コインチェックでは、ドージコインの取り扱いを販売所、貸暗号資産サービス、つみたてなどで開始する
また、送金・受取にも対応し、翌日の1月16日からはNFTマーケットプレイスでの決済通貨としても利用可能となる予定だ。
なお、取引所での取り扱いは開始時点では予定されていない。